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ツクモグサ
八ヶ岳

6月19日〜20日
天気の都合で行けなかった八ヶ岳にどうしても行きたい。朝のNHKで10日ほどの間に3回も生中継をしている。そのうちの1回がつくもぐさだった まるで〔私に会いに来て〕と言っているように思われる。機関紙で休みを1日取っていたのでそちらは行かず、もう1日追加して計画を立てた。機関紙の皆さんごめん、私を山に行かせてね

19日(火)

今日は娘の誕生日。こんな所に居ていいのかな〜取り敢えずバースデーメールを打ち、名古屋乗換え。塩尻から茅野下車。何も考えずに特急に乗ってしまった。ここで700円の損をしてしまう。     

駅前の蕎麦屋さんで腹ごしらえをして美濃戸口には1305分到着。曇り空。小屋の人に聞くと、今日の天気はまずまずで明日は怪しいらしい。まぁ仕方がない、梅雨時期だもの。(後の調べでは高気圧と高気圧の間で低気圧が隠れている気がする)

北沢を通って赤岳鉱泉に行くのは30年ぶり。林道歩きが長く不安になる。

沢に入る頃より小糠雨が降り始めるが、雨具を付けるほどではない。

平日だしこんな天気で誰もテントを張っていなかったら小屋に泊まろうかな〜と思って到着すると、夫婦づれで1張はってあり、ほっとした。

小屋で天気を確かめると、やはりあんまり期待できそうにない。今年の冬は暖冬だったが、34月に雪が降って例年並だそうだ。長期予報は外れている

夕食はあまり歩いていないので、中華丼の具だけで温めてたべる。服が濡れているのでやはり暖かいものが良い。ラジオを聴きながら焼酎で一杯?いっぱい飲む内にウトウト。夜半トイレで目が覚め外に出るとなんと満点の☆☆☆

20日(水)

5時に目が覚める。キャ〜遅刻・・・夜半に目覚めると、どうしても遅い目覚めの癖がある。お隣さんはもう出発。今は一番夜明けが早く余計に早くしないといけないのにと後悔。コーヒーだけ飲んで5:30飛び出す。快晴で雲一つない。

目指すは硫黄岳。稜線を上るにつれ阿弥陀岳、赤岳、横岳がくっきり。前回稜線に上ってから写真を撮ろうと思っていたら、ガスりだした事があり、木々の間からしっかり撮らえる。

景色の良い所で朝食を食べゆっくり休憩。静かだな

硫黄の肩に出て白い頭の北アルプスが遠くに現れパチリと1枚撮ったとたんガスが・・・あれよという間に真っ白の世界に包まれた。
硫黄岳はガスが出ると危険!!ルートを間違わないように標識を確かめ硫黄岳山荘へ。

キバナシャクナゲの群生地を一周して目指すツクモグサはどこに?曇りだと開かないと聞いていたので今日は無理なのかな〜と諦めムード。

その後はガスの晴れ間もあり大同心、小同心がチラチラとその立派な容姿を見せてくれる。コケモモ、シャクナゲ、スミレなど可憐な姿を見せてくれて、心を癒してくれる。

反対側から来た女性にツクモグサの事を尋ねたら、たくさん咲いているとの事。ラッキー!!その後平日にもかかわらず、1人歩きの女性に56出会う。みなさんツクモグサ狙い。どこに咲いているのかな〜見落としたのかな〜と立ち止まり、ふっと登山道の脇をみるとたくさん咲いているではないか。
うっかり通り過ぎる所だった。夢中で写真を撮りまくった。涙が出そうなくらい感激した。やっと会えた。時期は少し遅いらしいけど、それでも良い。来た甲斐があった。その後も登山道から見やすいところに群生している。

相変わらずガスはスッキリと晴れない。お天気が良ければ赤岳まで行っても良いが、目的達成したので地蔵尾根〜行者小屋〜赤岳鉱泉経由で下山。昨年は逆コースで行って中山乗越がしんどかった。今回の方が登りは少ない。

テントを撤収して美濃戸口に13:48分。まずは茅野〜大阪間のバスの予約を入れ入浴。帰りは急がないのでお金の節約。電車だと9760円バス5610円。

それに大きなザックを背負っての移動はしんどい。
大阪9:30頃到着。バスでいっぱい寝たせいで、家に帰りすぐにテントを干し、溜まった洗濯物を干し、1時に就寝



翌日は梅雨の晴れ間。
4:30に起きジョギングを済ませ、弁当を作り、3部屋の絨毯を片付け、山の宿題と家事の宿題を済ませた充実した3日間でした。



赤岳と阿弥陀岳


大同心


小同心


 地蔵岳


峰の松目

            

我が家の移動式別荘




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