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南アルプス 甲斐駒・仙丈ケ岳
今回は天気の勉強(宿題)と避暑を兼ね、リラックス山行


8月21(火)〜 24(金)
1 北沢峠 テン場     1日目
3 甲斐駒
6 甲斐駒    2日目
8 鎧岳
11 仙丈小屋が小さく見える
13
15小仙丈ケ岳
17 バスの車窓より鹿が・・

21(火)
阪急から高速バスに乗り、伊那から高遠経由で仙流荘まで。ゆっくり無料の仮眠小屋に泊めさせて頂く。

22()  
一番バスに乗り北沢峠(8時 2030m 14)でテントを張りまずは甲斐駒。(長野からの呼び名は東に位置するから東駒ケ岳と呼ぶ)小屋番から今日は雷雨が早くからあるから気をつけるようにアドバイスを受ける。

4 鎧岳

仙流小屋で冷たい水を補給する。樹林帯を抜けると大きな岩がごろごろして歩きにくい。それにかなりの強風!仙水峠で女性一人がテントを撤収している。どうしてこんな所でこんな時間に片付ける??聞けない雰囲気なのでそっと見守る。女性の一人歩きがこわいと言うおじさんの気持ちが分かる。(そう思う私も一人歩き・・・・矛盾)
お天気は仙丈ケ岳と北岳方面だけガスがかかるが、後は見通が良い。

気温が急に下がり強風ならば雷が発生する時の条件。仙水峠9102264m 18℃)であまり低温ではなかったが、駒ケ岳は岩山でやばいので草々に退散。

双子山の樹林帯に入るとやっと気が緩む。14時 2649m 20℃)快適な温度。北沢峠からテン場にもどる途中で雨がパラついて来た。

9 北岳の向こうに富士山が・・・

23(木)
昨夜23時トイレに行った時は曇っていたが、明け方3時頃激しい雨音で目が覚める。昨日はNHKの第二チャンネルが入らず情報がない。朝食を取りながら、天気予報を聴くと、前線が南下しているらしい(山梨放送局)

山行は諦め、連絡の良い10時のバス帰る予定を立て荷物を片付け雨具を着けザックカバーに包まって靴を枕に9持までまとう。この大雨でどのように撤収しようかと考えウトウトしてた時隣のテントのお兄ちゃんが行くぞ〜と叫んでいる。

720分外を覗くとなんと雨が止んで稜線が見えている。

急いでアルファー米を作り、味噌汁で元気をつけ、出発準備にかかる。

北沢峠でバス時刻を確かめ、出発。(82030m10)気温は低め。途中雨が降り始め引き返そうと何度も思いつつ、テント撤収の時間を計算して12持で引き返しを決断。稜線にでると薄っすらと富士山が見え、次第にガスが晴れていく。小仙丈ケ岳も巻き、仙丈ケ岳には1150分。セーフ

帰りは完全に青空。伊那や駒ケ根の街も見える小仙丈ケ岳にも寄り、今度は暑さ対策に忙しい

テン場に着いても時間に余裕がありテントをひっくり返し食事を取る。

仙流荘まで戻るバスでは汗が冷え気温も下がってきているのでかなり寒い。
空も真夏の雲と少し違う。温泉で温ま、また仮眠小屋でお世話になる。


夜食事をしていると島根から車で飛ばして来たと言う中年男性に小屋の存在を教えてあげる。飯盒 でご飯を炊き、家庭用の鍋でレトルトカレーを温めている。かなり原始的である。
もう一人今日、駒ケ岳に登り雨に濡れたから、わざわざ着替えに戻り明日の一番バスで仙丈ケ岳へ行くという。

いろいろな人がいるものだ。一か月の間に大きな山を3回登ってあらゆる場所から集まってきて話をきくと結構面白い。

24日(金)
翌日は伊那から名古屋までバス(林道バスの運転手さんに教えてもらう)

さすが名古屋も涼しい。昨夜の雨で季節が少し変わったように思う。

自宅には14時に到着。山に入っている間の天気を確認して16時の天気図を書くとやはり全国的に低い)。関東甲信越は28℃、東北は26℃北海道は24℃関西は30℃(12時の気温)。また暑くなるだろうが、半歩秋の訪れを感じた山行でした。

2 摩鯉利支天と甲斐駒
5 テン場
7 次第にガス晴れる
10 駒ヶ根や伊那の街が見える
12
14稜線がきれい!!
16
18 バスの車窓より鎧岳
  
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