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飯豊山 10月31日―11月3(祝)

今年106・107日目の山


10月31日

台風14号が日本列島にやってきそうで出発は雨でスタートかと思いきや

何とか速まって先に行ったが、日本海に低気圧が発生して北陸に近づくと

あやしい模様・・・いつもの杉津SAで「夕日の海鮮丼」で景気付けする

磐越道の西会津で降り、道の駅でクマ情報を聞いたらここの前の道をゆっく

り歩いていたらしい.なんと150件の情報があるらしい.山裾でテントは怖い

食糧を調達して西会津の町中のテント場で張ることにしたのは良いが、ここも熊出没して職員の人は「それでも良いですか」と逆質問される

シャワー室があり広く、・幸い我々だけなので「好きに使ってくれて良い」との事・・・やったここで調理してマットを敷いたら熊の餌食から解放だ

だがお天気が明日から大荒れになりそうで悩むが、それを覚悟で9時間かけて福島県までやってきたのだがら運まかせでしょう.と就寝
11月1日
夜半よりすごい雨風だ.取りあえず朝食を済ませ、登山口を見に行く事になったがなんと雨が止み青空が出だした・・・これは行くしかないな
準備してたらまたくもり出し、これは行っても明日の保障はないと思うが取り合えす紅葉でも見に行くかと出発
ブナ林なので黄色の黄葉が多い  途中から雨足がひどくなるが、引き返そうとせず皆黙々と足を上げている
雲が薄く小雨になったりして時折きれいな紅葉の稜線が姿を見せる 地蔵岳分岐手前の水場(夏はこの水で救われた)
  下十五里、中十五里、上十五里、笹平(左)、横峰小屋跡まで木の根っこだらけの急坂でイヤな登りが続くが、もう引き返せない 
三国小屋まで剣ヶ峰の岩稜帯があり、滑らないよう細心の注意を払いながらなので冷や汗が・・・(゚_゚i)・・・タラリ

 小屋で小休止・・・ここから切合小屋までも鎖があり、中々気が抜けなく小屋手前ではだら〜と広く迷い易すそうな場所です

切合小屋の裏に水を汲みやっとホッとするが、小屋内は寒く、夜半には大嵐 轟音で熊が戸を叩くような錯覚に陥った(私だけ?)
11月2日

飯豊山方面

蒔時山 三国岳方面

樹氷も付いている
朝起きてびっくり昨夜からずーと雪嵐だったのか・・全くの冬山になり飯豊山まで2時間程かかるので今回は諦め下山する事にした

蒔時山まで行くまで風が強く雪が顔を激しく叩き、手は冷たくやがて痛みに変わる・・・雪山の辛さを久し振りに思い出し情けない気持ちだ
樹林帯に入ると風はましだが、岩場が多い所では雪に覆われているので昨日以上に厳しい 慎重なので歩みはのろのろ スイマセン
剣ヶ峰ピークで危険個所は大体通過ホッ・・・少し青空が覗きやっと写真を撮る余裕が出てきた バックは三国岳です
青空が出てきて休憩 雨具を脱ごうとしたが、また霰やみぞれで着る 一時はどうなる事かと思ったがここまで来たら一安心出来ます
登りも大変な急坂だったけど下りはもっと大変 高度を落とすにつれ、みぞれから雨に変わり中々止みそうにない  大きなブナヒラタケ?
とうとう最後まで降り止まず、とっとと退散する  小腹が空き、山都(やまと)は蕎麦が有名そうなので村で一番という蕎麦屋に寄る

コテージでも良かったが、もう疲れたので最初

に訪れた「さゆり運動公園」の宿に泊まろう

なんとこの日キャンプ場サイトで熊出没だって

怖わ〜
腰のある新蕎麦です 取りあえずお風呂で温まろう
「食事はレストランか休憩所の食堂で」って事

なのでスーパーでおかずとお酒を仕入れ、

部屋でお疲れ会です・・・ゆっくりできますね
11月3日
朝風呂入浴、朝食は行動食を片付け西会津から「徳光ハイゥエイオアシス」までまっしぐら

お目当ての海鮮丼(950円)ビール付きの豪華版の昼食・・・福井くらいまですーと雨・雨・雨

大阪に帰ると少し冷っとしているが、どうこの青空    冬から秋の世界に帰って来た

2日

川入登山口8:45―下十五里―10:34中十五里45―上十五里―10:55笹平11:05―横峰跡―11:45水場―13:10三国小屋2015:00切合小屋

3日

切合小屋6:50―8:30三国小屋45―10:45横峰跡55―11:48中十五里12:00―12:50川入登山口―14:05蕎麦屋35―15:00さゆり運動公園


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